安藤 忠雄 氏 設計のTime’sビル
タッセルイン京都 河原町二条から木屋町通を三条通りまで歩いていくと、高瀬川沿いにある安藤 忠雄 氏 設計のTime’sビルがあります。
京都三条河原町、高瀬川の川辺にある歴史に残る建築ですが、
近年テナントが入らずに閉鎖されている時期が長くありました。
しかし今年はKYOTOGRAPHIE2024とKG+の会場になり、久々に中に入ることができ、
このビルのファンである多くの人は復活にとても喜んでいたと思います。
建物内はとても複雑な作りになっていて、階段や細い通路を行き来する楽しさや室内の窓やテラスから見る穏やかな高瀬川も風情があって素敵です。
ただ外から分かりにくい、行きたいお店になかなかたどり着けない、お客様がトイレの場所がわからなくて迷う、メンテナンスが大変などという声も聞いたことがあります。
立地的に商業施設として想定された建物ですが、これからも維持して是非活かして欲しい京都の建造物です。