お茶の祭典「京都吉田山大茶会」
吉田神社境内にて2024年06月01日と02日の2日間、お茶の祭典「京都吉田山大茶会」が開催されました。
今年で13回目を迎えるこのイベントは、国内の色々な地域のお茶だけでなく、海外からシンガポール、中国、台湾、韓国各地のさまざまな製法によるお茶が提供・販売されていました。
そして試飲コーナーだけでなく、それぞれの世界観が作り出された小さなお茶会サロンも所々で催されていて、希少な茶葉やスイーツ、茶器などの販売もありお茶好きには目移りしてしまうイベントです。
そして境内に素敵な音色の「笙」の演奏をされていました。
「笙」は雅楽の合奏で背景の響きをつくる役割を担っていて、
吸っても吹いても同じ音が出せるので息継ぎが不要で他の吹奏楽器とは異なるそうです。
楽譜を少し説明してくださっていたのですが、音階やコードが書いてあるわけではなく、
演奏する際の行動が順に書き記されているとのことです。
お茶の香りと心地よい音に癒される空間でした。