京都のお茶「おふく園」
現在タッセルイン京都河原町二条では、客室にて「おふく園」の煎茶を採用させていただいており、
お客様からの評価も非常によいので、ご紹介をさせていただきます。
京都には、高い品質を売りにするお茶屋が今もたくさんあります。
茶の振興を図り、大陸伝来の高価な茶から、大衆のものとなり、宇治茶の始まりでもあります。
その技術が日本各地に広まったとされます。(諸説あり)
また茶にも「ほうじ茶」「玉露」多くの種類がありますが、それについてはまた次回案内できればと思います。
当ホテルでは【煎茶】を使わせていただいておりますが、煎茶を説明できる方がどれくらいいらっしゃいますでしょうか。
煎茶とは「新芽を摘み、蒸しを経て揉みながら乾燥したお茶」とされています。
おふく園とは
おふく園は
文政の時代、奈良における、布屋新六氏のお茶の創業を源流としています。
現在京都にあるおふく園は昭和36年に設立しました。
屋号である「おふく園」、昭和の三筆と云われる、日比野五鳳(ヒビノゴホウ、1901~1985)の書であり、肉筆が店内に飾られていました。また店内には囲炉裏に用いられる自在鉤や日本人形、茶器などが並び、京都の歴史、風情を感じます。
お店に立ち寄った際にはお店の方が温かく迎えて下さって、お茶や書画などのお話を拝聴することができ、心が安らぎました。
視覚で五鳳の書を愉しみながら、嗅覚と味覚でお茶を堪能する至福の時間を過ごせる日が来るのが待ちきれないです。
今後、店内でお茶とお菓子を楽しめるスペースが設けられる予定があるとか。楽しみです。
おふく園
営業時間:平日(月〜金)午前9時〜午後5時
定休日:土日祝
京都府京都市中京区橘町619
麩屋町押小路に位置しており、ホテルから徒歩10分程度です。