タッセルホテル三条白川の池田です。
京都の岡崎エリアというエリア、地名をご存じでしょうか。
平安神宮をはじめ、京都国立近代美術館、京セラ美術館やロームシアター（京都会館）、哲学の道、銀閣寺など多数見どころが集まる岡崎は、京都の”近代化”の象徴的な地域です。

日本全体が近代化を遂げた明治時代、改革の一環により東京へと奠都が行われるにあたって、民衆からは京都の衰退を危ぶむ声が多数挙がりました。そんな京都を勇気づけ近代発展させるべく、様々な政策が実施されたエリアが岡崎でした。

琵琶湖疎水による水資源の確保と水力発電所の建設、市内への路面電車の敷設、更には内国勧業博覧会の開催とそのシンボルとしての平安神宮の建立など、それまで水田が広がっていたとされる岡崎は急速な近代発展を遂げてゆきます。
その後も美術館や音楽ホール、動物園など様々な施設が建てられた岡崎は、京都の文化・芸術の中心地になると同時に市民の憩いの場として現在も広く親しまれています。

ゆったりと岡崎エリアを散策するのにも、おすすめのエリアです。
新しい京都を、自分だけの京都を見つけにお越しください。